新しい自転車に乗って
クロスバイクを購入した
最近、クロスバイクを購入しました。こんな感じのものです。
前に、チラッと、自転車を買い換えようかなと言いましたが、あれから、すぐネットで検索してみたんですよ。そうしたら、手頃な値段でなかなか、かっこいいものが出てきました。
通販だけど、組み立てと整備をして配達してくれるという。しかも、配送料も三千円ぐらい。しかし、試乗も出来ないので、「どうかなあ?」と思っていたのですが、1ヶ月くらい考えて、ポチりました。
来てみたら、見た目は期待どおり。走らせてみると、整備も行き届いていて、快適この上なし。軽快に走り出し、ブレーキ音もなく静かに止まってくれます。
何より、今まで乗ってきた自転車の中でいちばん速く走ります。まあ、ママチャリと折りたたみしか乗っていないんですけど。なんだか、楽しくなっちゃって、この間、往復で20kmくらい走ってきました。
全然、疲れないです。時間があれば、まだまだ、走っていられます。今の自転車は本当によく出来ているんですね。ただ、人間って、欲深い。土手を走っていると、たまに、ロードバイクがシャーッと抜いていくんですよ。
あっちは、ホントに速い。買ったばっかりなのに、「もうちょっと、お金出して、あっちにすればよかったかな?」って思っちゃう。いや、いや、自分は、そこまでツウじゃないだろ?「これで十分やろ」と、思い直しています、何回も…。
あと10年ぐらいしたら、ロードバイクを買おうかな。この先、車を手放すようなことがあっても、自転車で十分、楽しめそう。性能も、もっと良くなってるだろうし、もっと、リーズナブルに買えるだろうから。
そんなことを考えながら、道端に咲いていたコスモスに気づき、漕ぎ出した自転車を止めました。きれいに咲いています。思わず、うっとり。
スピード出るやつの方がいいと思っていても、乗る人間がのんびり屋なら、ゆっくりとしか走らないんだろうなあ。望むものと、自分の気質を比べたときに、ふと、笑ってしまいます。
まあ、でも、気質は気質として、望むものは望むものとして、そのままあっていいんじゃないかと思います。気質は変わらないだろうけど、望むものは、時間が経つと変化していく。
なので、生きていくうちに(時間が経つうちに)、気質と望みが調整され続け、自分にあったものが、自然とやってくるのだと思います。望んだものが来るのはうれしい。
しかし、来なくても、がっかりしないで、息をし続けていくのです。どんな生活をしていようとも、「生きる」ということで、気質と望みは調整され続けていきます。死ぬまで生きる。自分にとっては、それが大事。
でもねぇ、ロードバイク、いいなあ(笑)。