どんな状況でも自由にいられる方法
今の目の前の状況は、本当に不自由なのか?
本当の自由とはいったい、何でしょうか?
よく、自由の象徴としてお金がたくさん入ってくること、もっていることが挙げられます。お金さえ持っていれば、好きなものが好きな時に買え、好きなところに住め、理不尽な会社も辞めて人間関係の悩みはゼロ、悠々自適・・・。そんな生活を思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、今、挙げた項目って、今、この瞬間からできるものです。別に、今、大金が入ってこなくても。私は以前、無職でしたが、衣食住には困らず、車も所持することができていました。贅沢はできませんでしたが、今、思えば、かなり、自由でした。なぜ、そんな生活ができたのかといえば、両親というスポンサーがいてくれたからです。
働かなくても、食べるものに困らず、車まで乗り回せていました。それなのに、「自分にはお金がない、お金がないから、まともな生活ができていない」と思い込んでいたのです。今、思えば、ひどいバチあたりです。まともに、自分自身で収入を稼げていないという卑屈感だけで、真実を捻じ曲げていたのですから。
以前の私がそうであったように、人って、案外、目の前の幸せに気づくことができないものです。「引き寄せだ、お祈りだ」って頑張る前に、自分の目の前の状況は、本当に悪いものなのか、もう一度、よく観察してみる必要があります。
「自分自身がどうありたいか」に気づけば人間関係も変わる
人間関係についても、私は、雇われの身ですが、割と自由に振舞うことができています。以前の記事でも書きましたが、他人に媚を売らないことを決め、会社の要求も理不尽なものは、のらりくらり、かわしながらやり過ごしています。すると、会社が自分を苦しめる、という状況はどんどん、減っていきます。
まさしく、何者も自分を苦しめるものは、いないのです。あるとすれば、自分自身だけ。自分が勝手に、状況を判断して、「会社は、あの人は、私を悪く扱っている」と勝手に思い込んでいるだけでした。
転職を繰り返した理由の最大のものは、「人との関係に疲れた!」っていうものでした。ですが、今の仕事に就いて、はじめて、それは、すべて、自分自身がどうありたいか、だけだったことに、ようやく気付いたのでした。
今ある現状の認識を変えることで、あなたはどこでも自由でいられる
それに気づいちゃったら、案外、サラリーマンって、楽です。会社に行って、決められた仕事をそこそこ、こなせば、それなりのお給料を貰えますから。なので、独立しなくても、組織内でも自由でいることは可能です。
『釣りバカ日誌』っていう映画をご存知でしょうか?最近だと、濱田岳さん主演で連続ドラマが放映されていましが、私にとって「釣りバカ・・・」と言えば、西田敏行さん演じる主人公の浜崎伝助(通称ハマちゃん)です。上司の言うことなんか、なんのその。趣味の釣りを極めるべく、有給休暇を使い倒す浜ちゃんが痛快で、大好きな作品のひとつです。
あそこまでは、なかなか、できないかもしれませんが、近いことはできますよ。要は、どんな状況でも、楽しく過ごすことはいくらでも、できるのです。
だから、「お金があれば・・・」っていう考えを一旦捨てて、まずは、今ある現状の認識を少しずつ変えていくこと。そうすることで、どんなものにも頼ることのない、本当の自由というものを垣間見ることができます。
それができて、はじめて、引き寄せが炸裂(?)するかもしれません。