根拠のない自信をつける方法

淡々と生きられるあなたがすごいのです!

世の中にはたくさんの成功法則とか、処世術とか、いろいろ溢れています。しかし、どんな成功法則よりも、未来を見通せるすごい霊能者、行けば確実に不思議なことが起きるパワースポットよりも、すごいのはあなた自身です。

 

あなた自身がすごい、っていうのは、ネットとかでも、人気あるスピリチュアルブログとかでも使い古されていて、当たり前の言葉になっています。でも、ちょっと、自分なりに表現してみようと思います。

 

ここで、私が経験したことから、言えることは、あなた自身(自分自身)がすごい、というのは、◯◯とかのテクニックとか、どんな悩みもズバッと解決してくれるスーパーカウンセラーとかにもこだわらないで、淡々と生きられる、あなたのこと。

 

テクニックにこだわらないことが、イコール、自分の自信につながっていき、どんなことが起きても、適切に対処できるようになります(ここでは、自分だけの力じゃなくて、他人の手助けとか、運の良さ、も含みます)。もちろん、人間はテクニックが好きですから、使いたい時があるでしょう。

テクニックにこだわらなくなると根拠のない自信がつく

それは、それで、構わないのですが、法則とか、テクニックにこだわらなくなると、根拠のない平安、「自分はこれでいいんだな」っていう、強がりのない自信みたいなものが、断続的に湧いてくるようになります。

 

それこそ、本当は、多くの人が求めてきたものなのではないでしょうか。内面に何がおきても、それはやがて、また、元に戻ることを知っている。外で起きる現象がどうあろうとも、それも、また、変化していくことがわかっていて、ただ、眺めていられる感覚。

 

その感覚になれる自分が、なによりも、すごい、ことに気づけます。そうすると、これも、つまらない表現に聞こえますが、願望とか、自己実現とかにもこだわらなくなってきて、「涼しい感覚」でいられる、もうひとりの自分がでてきます。

 

その「涼しい感覚」こそが、すべてを受け入れる、世界とひとつになれる(この表現が正しいかどうかはわからない)ものだと思います。依然として、悲しい世界とか、どうにもならない世界はあり続けるでしょう。でも、それをただ、そのままにしておける、ただ、悲しいね、悔しいねって感じて、そのまま終われるのです。

 

それで終わりじゃあ、つまらない、生きている甲斐がない・・・?本当に、そうでしょうか。本当は、すごいものが目の前にあることに、気づけたのではないでしょうか?その「すごいもの」は、ほかのなによりも、あなたを助けてくれるようになります。助けてくれるっていうより、それそのものがあなたなのです、たぶん。

 

仏教の表現を借りるなら、暗闇の中に、灯る、たったひとつだけれど、そして、頼りなさそうに、ときどきゆらめいて見えるけれど、とてつもなく大きな力を発揮してくれるもの、いつもあなたとともにある、というより、あなた自身であった、魔法の燈に違いないのです。

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