内向者限定!サラリーマン処世術3カ条

私の実践しているサラリーマン処世術をご紹介

今日は、内向的な人限定、サラリーマン処世術を書いてみようと思います。

 

私自身が実は組織に所属するのが苦手。もし、可能であるのなら、一人で仕事をしたい人間です。が、独立も大変だし、仕方がないのでサラリーマンやっている人、あるいは、これからサラリーマンやろうかなっていう人に向けて、私がやっている働き方をご紹介します。

 

このサイトを少しでも見てくださる人って、たぶん、基本的に真面目で、ちょっと融通のきかない人が多いのではないでしょうか(違ってたらごめんなさい!)。だから、仕事でも、遊びでも、けっこう熱心にやっちゃう。

 

熱心にやると、周りの人が認めてくれることも多いけれど、実は自分は満たされていない、疲弊している。悪くいうと、うまく組織に利用されることも多いと思います。まあ、認めてもらえるのは、人間、誰だってうれしいものです。でも、自分は決して疲弊しちゃダメですよ。

 

仕事は熱心にやらない

そこで、まず、第一に、仕事との向き合い方です。

 

基本的に、あまり、熱心に仕事をやらない、これに尽きます。普通なら、「なんだ、その不真面目な態度は!」と怒るでしょうけれど、これは、今まで真面目にやってきて、報われなかったとか、あるいは疲れちゃった人向けです、あくまでも。その方が、実は、仕事もうまくいくし、なにせ楽にことが運ぶのです。

 

肝心なことだけ、ツボを押さえてしっかりやってください。例えば、取引先、お客さんとの対応とかは、ないがしろにできませんよね。でも、雑用的なもの(というと語弊があるかもしれないけれど)、自分がやらなくても大丈夫なものは、サボることも大事。

 

真面目な人って、全部、背負い込んで、全部自分でやろうっていう人多いんですよ。それって、人生そのままを表現しているのと同じ。仕事だけじゃないんじゃないですか、プライベートでも、なんか、自分がやらないといけないような気になることって多くありませんか?

 

そういう表現のしかたを、まずは、仕事から治してください。ただ、私も、雑用的なものも気が向いたら、一生懸命やることもあります。元来の性格はなかなか抜けないものなので。ここは、臨機応変に対応してください。タイミング良い時に、上司が見ていたりして、「一生懸命やっているな」なんて思われたりすることも多いのです、これが。

会社の悪いところを変えようとしない

第二に、会社の悪いところを変えようなんて思わないこと。これも大事。人間、悪いところは変えなくちゃいけない、なんていう思い込みがあるので、どうしても見逃せなかったり、堂々と意見を言ったり、対立したりします。

 

その正義感は人間として、たしかに、必要な時もあります。が、ここは、あまり、真面目にとらえないで、流すくらいがちょうどいいです。上司の嫌味や同僚の意見も、とりあえず、はいはい聞いておけば、その場で流せることの方が多いかと思います。

 

それを、「自分は悪くない」とか、「次は、こう言い返してやる」とか、必要ないです。余計に面倒臭くなるし、せっかくの人生がつまらない方向に行かないとも限りません。とりあえず、仕事自体はなんとか続けられそうなら、大事な資金源くらいに思ってのらりくらり、かわしながら、続けて見てください。

 

転職の多かった私が言うのもなんですが、長く続けていれば、会社が変わっていくのを見られるかもしれません。自分が会社の頂点にたって、組織の改革をすることだってあり得ます。その時に、「いっぺんに変えてやる!」ぐらいの気持ちでいれば、些細なことは放っておけるでしょう。

 

また、自分の意識が高くなれば、たとえ、会社の倒産とかあっても、案外すんなり、次の職場が見つかったりするものです。今の会社にこだわる必要もないってことですね。ここで、こんなことを言う必要はないかもしれませんが、会社があまりにブラックで、本当に自分の体に支障をきたすなら、そんな会社はすぐに辞めるべきです。逃げることは、決して恥ではありません。一応、念のため。

 

かくいう私の職場は、あまり、皆で集まってプロジェクトを組んだりとかいうのがありません。朝、出勤したら、みな一人、一人、外に出ていってしまって会社にいないんですよ。同僚や上司に会うのは、朝と仕事の終わった帰りだけ。

 

デスクワーク中心の会社と比べると、一人で完結できる仕事なので、いざこざが少ないです(ただ、組織なのでいろいろありますです、もちろん)。なので、上司の小言も聞き流せる環境ではあります。自分の気質を見極めて、できるだけ、一人になれる仕事を選ぶのもありかもしれません。

仕事をさぼっても、熱心にやっても、人生においてはどうでもいいこと

そして、第三に、ここが一番大事です。ここまで上に書いてきたことは、実は、人生においては、どうでもよいことです。会社を長く続ける、続けないなんていうことや、仕事を熱心にやるか、サボるかも、どっちでもよいことです。

 

たまたま、なんでか知らないけれど、ご縁あって、その会社にいるだけ。ご縁なくなれば、いつでも、去る覚悟がある。この想いだけあれば、上に書いた2つのことは、必要ないですね。どうでもよいので、その時の気分や環境に合わせて、うまく、対応していけばよいのですから。

 

気が向いたら、熱心に仕事してもいいし、気が乗らないならサボってもいい。人間関係も一緒。気が向いたら、ちょっと馬鹿話してもいいし、早く帰りたかったら、誰ともしゃべらないで、さっさと帰る。私は基本、一人の方が気楽なので、さっさと帰ることが多いです。誰がどう思おうが、それこそどうでもよいことです。

3カ条を実践すると、逆に、仕事の評判は良くなる

で、こういうことを心がけていると、不思議なんですが、割と仕事上の評判は悪くないです。むしろ、よいほうですね。性格的に、一応、やることはやらないと、気が治まらないっていうのもあるので、そこそこ真面目にやっているというのもありますが(これ、けっこう、重要かもしれません。適当ばかりでも、ダメなので、バランスが大事)。

 

人間関係も、「早く帰りたい人間だ」というレッテルは貼られていますが、それで嫌われているという感覚はありません。話すときは、ちゃんと相手の話を聞いて、相槌を打っているだけなのですが、それでだいたい通用しちゃいます。

 

逆に、自分から話す話題ってあんまりないんですよ。だから、あいさつしたら、すぐに退散するのが私のスタイル。それでも、OKなのだから、人間、人の話って案外聞いていないんですよ。

 

「お前のいる環境は、たまたま、恵まれているだけ」と言われるかもしれませんが、これは、逆だと思います。どうでもいいとか思っていると、そういう、自分に合った環境が整えられていく、っていうのが真相じゃないかと思うんですよね。

 

それと、生き方に余裕が出てくるので、たぶん、その余裕がなんとなく雰囲気として出てくるのかもしれません。その様子に、「こいつは、本当にいつでも辞めちゃうかもしれない・・・」と人手不足の会社は焦って、大事にしてくれるんじゃないでしょうか(そんなわけないか)。

どうでもいいことが増えてくると結果的にうまくいく

いずれにしても、「どうでもいい」と思えることが多ければ多いほど、身の回りの空間は穏やかな状態が保たれていきます。同僚が腹を立てていることが、自分にとってはそうでもなかったり、会社の対応が(気のせいで済むようなことですが)自分に対しては比較的、手厚かったり。現象の見方が間違いなく変化していきます。これは職場だけではなく、他のところでも同じです。

 

この記事に限らず、いろいろ、ごちゃごちゃ書いていますが、結局のところ、言いたいことは、起きることに、いちいち、反応せずに、「どうでもいい」と放っておく。これだけなのです。これで、万事すべてがなるようになりますし、結果的にうまくいっていることが多いでしょう。

 

ちなみに、病気とかになっても放っておくのか、という揚げ足取りはなしです。病気になったら、しっかりお医者様に行った方がよいですし、「放っておく」とは、まるっきり行動しない、という意味でもありません。

 

前にも書いたと思いますが、本当は、私、サラリーマンよりも、ちょっと食べられるだけの自営の仕事に憧れるんです。でも、割と、今の職場の居心地も悪くないし、給料もそこそこ。趣味も続けられて、まだまだ世間体とかも外せない、凡人の性格なので、とりあえずは、このスタイルでいきます。

 

以上、限定的な人向けのサラリーマン処世術を3カ条にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?参考にできそうな部分があれば、うれしいです(ないですかね?)。

 

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