あなたは平凡な人生に楽しさを見つけられますか?

すべてを放っておけるようになると、淡々と送る生活が楽しくなる

湧いてくる感情、思考、過去の出来事とか、それに対する想い、未来への期待、不安・・・。すべてを放っておけるようになると、トラブルらしいトラブルが起きなくなってきます。

 

その代わり、別段、ものすごくうれしいことも起きなくなってきます。ただ、淡々と、日々の生活を送る感じです。一般的には、「つまらない」と思うかもしれません。これは、人それぞれ、性格とか気質によるもので、私自身は、淡々と送る生活がだんだんと楽しくなってきています。

 

なにも起こらない代わりに、ちょっとしたことが心地よく思えてきます。風に揺れる庭の花がなんとなくかわいらしく見えたり、家族や同僚、仕事のお客様と話すときに起きる、ちょっとした笑いをうれしく感じたり。普段気づかなかった、ちょっとしたものに、ものすごい感動はないけれど、心地よさを感じます。

メソッドを実践していたころより穏やかな心境

願いを叶えるために、いろんなメソッドとか実践していたころは、大きなものしか見えていませんでした。もちろん、そのメソッドのおかげで出会えた人はたくさんいたし、楽しい交流もありました。でも、なにか、常に焦りがあったと思います。

 

そのころと比べると、今は、あんまり刺激がないのですが、心は落ち着いていて、穏やかです。今でも「あれがあったら」とか、「こういう願いが叶ったらいいな」ってありますよ。あるけれど、放っておくので、「まあ、叶わないなら、それまで。叶う必要がなかったんだ」で終わっちゃう。

 

もどかしいと思うかもしれませんが、そんな感じなので、それ以上、ことを起こす気になれないのです。なので、いつも自然に叶うのを待っている状態です。

 

私にとっては「いかに、心穏やかに、のんびり過ごすか」が最重要課題なので、まさに、望み通りの人生を生きているわけですね。あとは、起きてくることに、いかに、うまく対処するか、それだけです。

平凡な人生を「平凡」としているのは誰?

願いを次々と叶えていく人生も、とても素敵です。でも、もし、そこに、焦りとか、満たされない想いが続くようなら、平凡な人生、なにも起こらず淡々と過ごす人生に舵を切るのも悪くないと思います。

 

本当は、「平凡」としているのは人間の勝手な解釈かもしれません。

 

気づかないだけで、私たちの周りにあるものは、ダイナミックに、その存在と生命を表現しているかもしれないのです。平凡に生きるとは、そのことに気づいていくこと。実は、とても楽しいことだったりするのです、たぶん。

 

 

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