「ただやっていて楽しいこと」があればサラリーマンも悪くない
「ヒーラー」として開業したが失敗
今日は仕事のことについて書いてみます。昨日の記事の中で、スピリチュアルに関する話題に触れましたが、実はヒーラーとして「開業」していたことがあります。ホームページ立ち上げて、いろんな悩みの相談を受ける仕事ですね。お客さんはほとんど来ませんでしたけれど。
当然、収入も少なくて、ほぼ3年くらい、家事手伝いの毎日です。なんだか、本当に情けなくて、楽しくなかった。そんな状態なので、人の相談を受けるどころか、自分がどうにかしてもらわないといけなかったんですよ(笑)
このままヒーラーをしていても、この先もこのままでは生活できないと思い、廃業を決断。普通に就職してサラリーマン生活に戻ることにしました。といっても、何をやったらいいのかさっぱりわからなかったので、とりあえず、アルバイトから始めることにしました。
サラリーマンに戻った感想
精神的にもあまり、働く気になれない状態でしたので、週3日、たまたま近所の工業団地で募集していたアルバイトの仕事に応募。そこで1年ぐらい働いた後、正社員になりました。人付き合いが苦手な私は、「二度と就職なんかしない」なんて思っていましたが、不思議なことに、そこはみんな同じような性格の人が集まっていて、非常に居心地が良かったのです。
それからもうちょっとで4年が経とうとしています。居心地がよければ、意外とサラリーマンて楽ですね。独立していると、何から何まですべて自分でやらなければいけませんから。ただ、やっぱり、サラリーマンはいろいろありますね。
給料がどうのこうのとか、お客さんとの関係とか。ですが、仕事自体がまあ、それなりに苦なくできるので、それが一番です。なにより職場から家までの距離が近い。これは助かります。結果、4年も(!)続いています。
サラリーマンやるならこんな条件がいい
参考になるかどうか、わかりませんが、もしサラリーマンをするならこんな条件だと続けられるかもしれません。あくまでも私のような性格の場合。
①職住接近(家から職場までの距離が近い)
②毎日、新しい仕事をするよりも、慣れてくることによって単純作業にできる仕事のほうがよい。
③慣れてきたら、仕事以外に楽しめる趣味的なものをもつこと
①の職場から家が近いことは、ほんとうに有利。たとえ給料が少なかったとしても通勤にかかる時間少なくてすみますし、その時間を別のことに振り分けられます。たとえば、家族の団欒や、趣味に費やす時間など。また、残業がでても、すぐに家に帰れるため、肉体的にはもちろん、精神的な疲労も少なくて済みます。結果的に、ストレスによる支出が抑えられますよ。
②はその人の気質にもよりますが、特に強くやりたいことがないのであれば、語弊があるかもしれないけれど、比較的早く仕事になれることができる仕事の方がよいかなと思います。私も昔は、語学を使う仕事に就きたいなと思って、いろんなことをしてきたのですけれど、どうも、性格的に忙しいのが苦手。自分の時間が持てないのが非常に嫌だったのです。
ここに、本当の望みが隠されていて、自分の本当の望みは、「のんびり暮らしたい」というものだったのですね。③は仕事が慣れてくると、人間勝手なもので、いろいろと会社に対する不満だったり、人生の不満だったりが出てきます。これは、たぶん、そんなに珍しいことではありません。
やりたいことがあるのなら、もちろん、会社を辞めて、独立するなり転職もありですが、せっかく手に入れた資金源。もうちょっと様子を見てもよいかなと思います。その不満は独立することや転職で解決できるかどうかはわかりません。
「ただやっていて楽しいこと」をもっていると生活満足度が上がる
もしかしたら、あなたには、まだ、仕事以外でやりたいことがあるかもしれません。それができていなくて、不満が会社へ向けられているかもしれませんよ。そのために、今までやってみたかったこと、思い起こして見てはいかがでしょうか。
私は剣術を昔からやりたくて、今も会社の仕事が終わってから、週1回習っていますよ。それと最近、このブログをはじめました。仕事ひとつだけやっていると、それだけの生活になってしまって、飽きてきちゃうんですね。だから、「ただやっていて楽しいこと」を最低一つ、持っておくと生活満足度が変わります。
それと、これは感覚的な話になってしまうのですが、どうも、人にはそれぞれ役割があって、自然とそちらのほうに向かっていく傾向があるような気がします。仕事もその人に合ったものがすでに用意されている気がしてなりません。私なんか以前想像もしなかった職に就きましたので。大変なこともありますが、まあ、それなりにこなすことができるようになりました。
この「それなり」って大事だと思います。すべてを完璧にこだわるのは辞めましょう。徐々に満足度を上げていくことが王道だと思います。最後に、ヒーラー時代に来てくださったお客様たちにお礼を申し上げたいと思います。その節は、本当にありがとうございました。