結局、「幸福感」ってなに?

働き方に思う幸福感あれこれ

みなさま、令和元年、おめでとうございます。ますますの新しき、良き時代の幕開けとなるといいですね!

 

ところで、近年、なにかと「働き方」が話題になっていますね。「人生とは?」とか、「私の生きる目的は?」とかって考えると(考えなくても)、働き方っていうのは、人生にとって一大事になってきます。

 

「仕事」というのは、人生の3分の1(もしくはそれ以上)を「占めてしまう」からです。この3分の1を嫌だ、嫌だって思いながら働くと、たしかに、辛い。だから、「好きなことを仕事に」っていうのは憧れになるし、好きなことを仕事にしてる人たちを羨望の目で見ることになるかもしれません。

 

しかし、「幸福に生きること」を基準にしたとき、果たして、「好きなこと=仕事」がその範疇に入るかどうかは、人によります。これは、何度もしてる話ですが、その人の生まれ持った気質が関係してくる、というのが私の持論です。

 

私のように、そもそも、「のんびり働きたい」と思ってる人間が、現段階で、好きなことを仕事にできたとしても、後悔します。私は、いろんなことを一遍にできる器用者ではありません。

 

仕事はなんとなく終わらせて、趣味ができる時間をもてたり、こうして好きなこと綴れる時間があったり、車であちこち出かける時間をもてたり・・・。そういう生き方のほうが、幸福感を感じられる、っていうこともあるのですよ。

 

個人的には、そもそも、仕事が好きとか、嫌いとかに関心を寄せません。ただ、やっていく。すると、いろいろモノゴトが進んでいきます。

 

どうしても、その仕事を続ける必要がない時は、自然とそうなっていくもの。「成り行きにまかせようじゃないの」っていう風にしておくと、割と楽に過ごせますね。ただ、大前提として、その仕事が「嫌いじゃない」っていうのは外せません。(2019年5月4日 追記)

「常識を疑う」ことが常識になったらつまらない

ここで言いたいのは、今、現在、世の中で当たり前のように幸福な生き方と思われている「好き=仕事」を鵜呑みにする必要はないってことです。もっと、おおらかに、幸福っていうのを考えてもいいのではないでしょうか?これは、働き方にかかわらず、すべてのことにも言えます。

 

自己啓発とか、スピとかも、みんな判で押したように、やれ、もっと、手放せ、思いっきり生きろ、常識を覆せとか、言うじゃないですか。それは、たしかに、その通りなんだけど、「そういう風に言われていること」も、一度、疑ってみたほうがいいんですよ、本当は。

 

はじめに、こういうのに触れると、とても新鮮で、「そうだ、そうだ」って興奮するかもしれないんだけど。

 

「常識を疑え」っていうのは、本当に、その通りです。でもね、あんまり、それを言い続けると、今度は、それ(その疑うこと)が「常識」になってしまうんです。「好きを仕事に」っていうのも、それが常識になってしまったら、つまらないですよ、天の邪鬼の私としては(笑)。

 

なので、自分の気質、それと自身の正直な感覚と想いを大事にしてほしいです。

結局、「幸福感」とはなんでもいい

好きじゃなくても、できることからやってみてもいいじゃないですか。最終的に、好きなものにたどり着くかもしれないし、相変わらず、できることでやり続けていくかもしれない。でも、それと、あなたの幸福(感)とは関係ありません。

 

仕事とは別の楽しみを見つけることで、心の安定を保てるのなら、それもひとつのあり方だし、もちろん、好きを仕事にして、いろんなことに挑戦してもいい。要は、「幸福はこれだ!」って決めつけないことです。

 

私がいつもテキトーに、って言い続けているのは、私自身が一生懸命にやってきて、疲弊したからです。で、ちょっと、逆のことやったら、たまたま、うまくいった。だから、厳密にいうと、「テキトー」が一番いいわけじゃありません。テキトーじゃいかん時も、もちろん、あります。

 

本当に伝えたいのは、「これがいい!」じゃなくて、状況によって、自由自在に考えを変えられる、ことです。これをですね、スピ的にいうと、「自我をもたない」ってことにもつながります。しかし、前にも言いましたけど、自我をもたないって、本来は不可能です。

 

だって、感情と思考をもつことは、私たちのデフォルトなのですから。なので、「自由自在に考えを変えていこうよ」ぐらいに思っとけば、いいんですよ。

 

みなさんも、そうやって、ひとつに、こだわらないで、「なんでもいいじゃないの」ぐらいに、気楽にやっていきましょう。そうすれば、他人の言動に惑わされることなく、今、読んでいるこのブログも、いかに、くだらないことを言ってるかがわかってきます(いや、もう、すでにわかってますね・・・笑)。

 

その時に、きっと、あなたらしさを取り戻すはずです。

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