人間関係の悩みを消す方法
一人でできる仕事を探したけど集団に戻った
社会に生きていると、人との関係に悩むのは、どの時代においても、どこへいってもつきまとってくるものです。私も人付き合いが苦手なので、仕事探しでは苦労しました。基本的に「ひとりでできる仕事」を探し続けていましたね。
「パソコンを使って、家で一人でできないか?」とか考えたり、内職したり、スピリチュアル系で独立してみたり、いろいろ試してみました。ただ、当時の自分には、どれも稼げないものばかりで、挫折。
自分の中にも、「社会の中で、人と人との関わり合いを、もう一度、自分なりにうまくやっていけないと自信がもてないだろう」という想いがありました。なので、引きこもりから、週3日のアルバイトで再度、人間関係に慣れ、「この職場なら大丈夫かな?」と思い、現在に至っています。
今の職場は割と、みんな良い人ばかりで、大体の人が基本的にシャイな性格なんですよ。そのシャイな性格を隠すために、ぶっきらぼうな人がいたり、寡黙な人がいたり、自慢しかしない人がいたり、とバラエティーに富んでいるわけです。
職場では媚を売らないと決めた
で、私はどうかというと、自然体・・・と言いたいところですが、私は昔から人の顔色を伺って育ってきた経緯があるので、人のお話をよく聞いてあげる癖があります。が、しかしですよ、その癖を認めつつ、入社3年目あたりからやっていることがあるのですよ。
それは、媚を売らない、自分優先ということです。いわゆる「いい人」に多いのが人の話を最後まで聞いてあげて、褒めてあげて、相手の気分をよくしてあげること。これって、一見、相手のことを思っているようで、実は、自分が嫌われたくないだけなんですね。
それに相手も、気持ちがいいもんだから、自分の話しかしません。会話が成り立っているようで、一方が延々と喋り続ける、実にツマラナイことが起きているのです。かといって、自分の興味のあること、たとえば剣術とかもマニアックになってしまって、話ずらいとか、いろいろ考えると、口がつぐんでしまいます。
そんな時は、逃げちゃうんですよ。愛想笑いしながら、うまく、口実見つけて、その場を退散します。実は、今の職場で嫌いでもないけれど、好きでもない人が何人かいるのですよ。スピリチュアル的には、ワンネスだとか、あの人も自分とか、言い出すのでしょうけれど、そんなのですね、「○○喰らえ!」なんですよ。
人に嫌われても大したことない
好きでもない人は、はっきりいって、好きになれません。それで、よいのです。孔子だって言っているんですよ。嫌なひとに、徳を持って接する必要はないって。(もっとも、孔子は人によって説法を変えていたようなので、嫌な人に徳をもって接することができれば、それが一番なのかもしれません)
ただ、一つだけ、覚悟を決めておくことが重要です。嫌な人から嫌われても、全然OKだと。はっきり言って、それで、全然問題ないですよ。前にも書きましが、私は近所の住民から白い目で見られ、総スカンされたことがあります。
でも、今のご時世、ご近所って、嫌われても全然大したことなかったです。白い目で見ていたことも忘れて、挨拶してくる人もいるのですから、面白いですよ。
堂々としていれば逆に一目置かれる
人っていうのは、こちらが堂々としていれば、いるほど、逆に、一目置かれるし、「何を考えているのかわからない」と思いはじめます。軽い恐怖みたいなものが湧いてくるのです。だから、それを逆手にとって、私たちは何があっても堂々としていれば良いのです。
それは、演じることでも、だんだんと習慣化していって、身についていきますよ。もう一度、大事なことを言います。自分優先です。今まで、人間関係で悩んできた人は、それぐらいがちょうどよいのです。
決して、人に媚を売らない。これだけで、人間関係はかなりの確率で改善されます。改善されるというより、そんなものは、たいしたものでなくなっていくのですね。これって、願望とかも一緒です。変に媚を売らない。実現するために、相手に(願望に)いい顔しなければ、案外、すんなり、手元に来たりするものです。
とにもかくにも、堂々としていましょう。
追記
2018年11月27日 追記
個人的に思うのは、集団が苦手な人でも自分にあった職(就職、独立問わず)がみつかれば、人間関係の悩みっていうのはそれほど問題ではなくなります。あとは、その場所でいかに「いい人」をやめて、自分優先でいられるかがポイントとなります。