お金も仕事も本質的な見方をしてみよう!

給料が安くても私が会社を辞めない理由

何回か、職場の状況を取り上げて、給料が安いだの、仕事はテキトーにやれだの、好き勝手なことを書いてきています。以前、私の職場では、せっかく基本給が上がったのに、仕事量が減ってきたことを書きました。

 

あれから、相変わらず、上層部のやる気がないので、仕事はかなり、暇になり、おかげで、自分の時間がかなりできました。しかし、一方で、「この給料では、もう、やっていけない」と言って、出て行く人が数人いらっしゃいました。

 

社内では、少し、動揺が広がっているようですが、私自身は、わりと、のんびりしています。理由としては、

①一応、仕事量を増やすように、企業努力をしていること(?)

②働いている人間が、割と、給料に頼らなくても、やっていける人の集まりであること

③不安がよぎっても、心の奥底で、辞めようと思っていない

 

があげられるからです。①は、まったくあてにしていませんが(!)、③の影響は大きいですね。私は、いつも、「なんとなく」という奥底の声を大事にしています。っていうより、あまり、仕事への思い入れがないので(はっきり言うと、やる気がない)、仕事量増やしてまで、お金を稼ぎたいとは思っていないのが、本当のところです。

 

そして、②については、「何をアホなことを・・・」と笑われるかもしれません。これは、たしかに、個人的な直感でしかなく、「希望的観測だ」と言われてもしかたない部分もあります。

お金に困っていない人が会社に集まっている

しかし、そんなに外れてもいない、と自負しております。昔から、「類は友を呼ぶ」と言われるように、人は、同じような人間と自然に引き寄せられます。ですから、自分が今、どんな状態かは、周りの状況と、集まる人間がどんな人かを見れば、だいたいのことが分かってしまいます。

 

それを応用して、職場の人間を観察していると、あることに気づきました。「給料が安い」って言っておきながら、マンション経営して家賃収入を得ていたり、婿養子になって、経済的援助を受ける人、実家住まいの人が多いのです。

 

つまり、お金に困るような人が少ないのです。給料安くて、本当に、お金に困ってしまう人は、もう、とっくに行動を起こして、さっさと辞めて、出て行ってしまっているのです。これに気付いた時、正直に、思いました。「ああ、そうか、この会社は、お金に困る人がいない集まりなのだ、当分は、大丈夫だろう」と。

 

私自身は、決して大金持ちではありませんが、やっぱり、実家暮らしで固定費がそれほど、かからないので、ほとんどを貯金に回せています。

 

で、ここまで書いて、「なんだ、自慢話かよ」って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。私が言いたいのは、このブログを見ていらっしゃる、あなたも、「お金には困らない人」である可能性が高い、ということです(絶対という、保証はできませんので、悪しからず!笑)。

時間とお金に余裕のある人ほど自分探しをする

なぜなら、こういうブログも、集まる層というのがあるからです。前にも書きましたが、本当に困っていたら、すでに、お金を得るための行動を起こしているし、悩んでいる暇もありません。以前から、思っていたのですけれど、スピリチュアル好きだったり、ハマったりする人って、けっこう、裕福な人が多いのです。

 

時間とお金があるからこそ「自分探し」と称して、仕事辞めたり、引きこもっても、そういうのに、お金を使っても、ちゃんと、生きていけるし、衣食住には困っていないのです。つまり、余裕があるんですよね。

 

これは、実は、とても幸せなことなのです。みんな余裕があるからこそ、悩む時間と、それを解決するためのお金を使うことができるのです。未来への投資と考えて。

 

考えてみたら、矛盾していますよ。本当は、なんにも心配する必要がないのに、勝手に、悩んでいる。そして、スピリチュアルというのは、「いかに、自分がすでに持っていたか、恵まれていたか、勝手に悩んでいたか」という矛盾に気付いて、卒業していくものなのです。

 

少し、話がずれましたが、お金に限らず、なにか、心配ごと、気になることがあったら、まず、自分がどういう人たちと付き合っているか、周りを観察するといいかもしれません。

 

で、気付いて、それが望まないものだったとします。そうしたら、すぐに、「ああ、ここから離れなくちゃ」って、なにか、行動を起こすんじゃなくて、まずは、「こういう層の中にいたんだな」って気づくだけだけにして、放っておきます。気付いた後は、変わる必要があるのなら、少しずつ、少しずつ、環境が勝手に変わっていくはずです。

収入源に関する条件を決めておく

ちなみに、私は、収入源に関することについては、現実的な対処法として、以下の条件をつけています。

 

①正社員であること、

②拘束時間が短い、(拘束時間が長くなって、給料が安いままだったら、完全にブラックなので、すぐに辞めます)

③手取りが15万以下にならない(とりあえず、一人になったときの、生活できる最低ラインかなと思っている。状況によっては、まだまだ、下げられるかも)

④人間関係が良好である(良好でなくても、気にならなければよい)

⑤週1日、平日に趣味の時間が5時間ほど取れること

⑥仕事がそれなりに、苦にならずにできて、家への持ち込みがない

 

※①は、これは、まあ、世間体ですね。一応、正社員なら、周りから文句を言われないで済む、というだけの条件ですが、ボーナスとか、制度上有利な部分が多いので、なっといたほうが得と考えています。一人になったら、もちろん、必須ではありません。

 

こういう条件をつけておいて、これが一つでも外れたら、転職を考えることにしています。まだ、当分は、大丈夫かなって感じですね。

 

人によって、生きる基準が違うので、自分は、どこまでなら、許容できるのか、どんな生き方を望んでいるのか、を常に意識しておくことは大事です。そうすれば、お金が減ったから心配だっていう、ある種、無意識の反応からは、自由になれます。もちろん、環境が変わることも考えられるので、その時は、その時で、また、条件を見直せばよいと思います。

一番大事なことは、あなた自身が楽しく生き残ることです!

前にもチラッと書いたのですけれど、人間、なんでも、かんでも、勝ちたがる性質があります。経済状況に代表されるような、「勝ち組」「負け組」なんていう言葉があるように、勝つことがいいことだっていう風潮というか、常識がありますよね。

 

しかし、勝ち負けとは、ある条件(ルール)が設定されて、その中で決められる、相対的なものです。世の中のルールは、どんどん変わっていきます。なので、今日の勝ちは、明日の負けだったりすることは、十分あり得ます。

 

今のご時世、「なにが勝ちで、なにが、負けなのかは、終わって見ないと、わからない」ということが顕著に現れるようになってきたのです。なので、私たちは、勝つことではなく、「楽しく生き残る」ことを意識しておくと、一喜一憂することは少なくなっていきます。

 

多角的、長期的な視野にシフトしたとき、やがて、あなたの本質的なもの(生き方とか、必要なもの)が、自ずから、姿をあらわすようになるかもしれません。と、最もなこと書いていますけれど、先日、同僚数人と飲んだとき、会社に対して「ニャロー!」と、かなり毒づいていました。

 

やっぱり、類は友を呼ぶですね!(結局、ダメじゃないか!)

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