あなたの優先順位、決めてありますか?

弱いから強くなりたい!

基本的に、私の書いてる内容は、世間的にはまったく役に立たない内容です。人間誰しもがやりがちな、失敗やミスはとにかく後悔せず、悩まないで、生きていく。できれば、楽しく生きられれば、御の字ね、って感じです。

 

私は内向的な性格な上に、あまり、積極的に生きている方ではありません、側からみて。でも、昔からの気弱な性格が災いして、いじめとか、嫌がらせとかは、けっこう受けてきたと思っています。

 

そんなネガティブなものから、逃げ出したくて、いろいろ、スピリチュアルとか、自己啓発とか、今は趣味と言っている剣術とかにも手を出してきました。これは、先生に伺ったことですが、世の中が不景気になったり、不安要素が広まると、武術教室は流行るそうです。

 

つまり、みんな、自分の不安をなんとかしたくて、それを解消してくれそうなものに、すがるのだそうです。武術なら、心とか、体を鍛えて、自分を脅かしてくるであろう「敵」に備えようとするのですね。

 

これは、ご多分にもれず、私もその一人でありました。弱いから、強くなるために、剣術を習って、「敵」に勝つ。あたりまえのように思える図式です。が、しかし、そもそも、「弱い」という想いがなければ、別に、心を鍛えるとか、体を鍛えるとか、そんなもの必要ないわけです。

自分の気質を評価せずに生きよう

あんまり、人といるのが好きではない、人といると、なんか、自分だけうまく話せなくて、孤立するとか、そういう気質はあるでしょう。でも、それは、あくまでも、そういうタイプっていうだけ。それを「弱い」とか、「私は、人間関係、苦手」って思うのは勝手ですが、それこそ、本当に勝手な思いなのです。

 

なので、自分の気質を弱いとか、強いとか、役にたたないとか、評価する必要はありません。ただ、そういうのがあるってだけです。で、そういうのをディスったり、いろいろ、やらかしてくる人はいると思いますが、基本的に、渡り合わなければ、こちらは無事でいられるのです。もちろん、これは、私の経験則(笑)、渡り合ってもいいんですよ、それが好きならば。

 

私の場合は、そういう人からは、距離を置きます。卑怯、弱いと、言われようと、逃げます。そちらの方が、しあわせな気持ちでいられるから。勝てない相手と勝負はしません。勝てても、自身が消耗するような試合もしません。

得られる情報からあなたの優先順位を決めておく

来月で、剣術も6年目に入るのですけれど、武術って、つくづく、観察眼を磨くお稽古、そんな想いが強くなっています。

 

つまり、稽古を通して、自身の力量を知り、相手の力量も知る。お互いの力量を知った上で、じゃあ、自分が勝つ事が得策なのか?それとも、自分がひくことで、身の安全を守れるのか?はたまた、捨て身で相打ちしてでも、相手をやっつけることが後々最善になるのか?

 

木刀を交えているけれど、本当は、相手や状況から得られる情報を瞬時に分析して、自分にとっての最善の選択をする。この繰りかえしだということに、最近、気づきました。ここで、「勝ち」にこだわった場合、「私には、選択肢はひとつしかありません」と言っているのと一緒なのです。

 

勝てなかったら、あなたは、そこでおしまいです。なので、選択肢は、いくつもあったほうがいい。これから、生きていく上で、いろんな体験をするために、です。

 

世の中、いろんな情報がありますね。どんなに小さな問題、課題、議論についても、正反対の意見がでてくるのは当たりまえ。いつでも、どっちが正しいのか、自分はどうしたらいいのか?の選択を迫られます。そんな時には、あなたの生き方に対する優先順位を決めておくといいです。

あなたはどんな選択をすることで楽しくなれるの?

直面する課題に対して、自分は、いったい、何を選択することが一番楽しくなれるのか、気分良くいられるのか?ってことです。私の場合なら、いつでも、気分良くいたいなあ、っていう大前提を決めています。

 

その後、いろんな情報が入ってきます。悟ることがいい、お金持ちになるのがいい、自分のネガティブな気持ちを一掃するのがいい、言霊、祝詞、引き寄せ、各種法則・・・、いろんな「これをやるのがいい」が出てきます。

 

で、いろんなことやってきたけれど、最終的に、至った結論、それは、気分よくいるのに、悟りはいらないし、願いが常にかなうことでもなかったし、湧いてくるネガティブさを排除する必要もなかった・・・要するに、今、このまんまで、いいってこと。

 

これが私が、いろんな得た情報と、体験からの結論です。大前提(自分のゴール)だけは、真剣に考えました。自分は、本当は、なにを望んでいるのかってことだけは。ちなみに、ですけれど、これは、あくまで、私の優先順ってことです。

人によって優先順位は違います

たとえば、気分良くいられるのに、お金があることは、ある程度必要です。ただ、それも、人によって枠が違ったりするので、やはり、自分がどれだけあれば、満足するのかは知っといた方がいいですね。お金持ちになりたい、っていうのが、あなたの最優先事項なら、そうするのが一番です。

 

がむしゃらに働く、勉強する、いろいろやってみたほうがいいです。もっとも、そういう人は、こんなブログは見ていないでしょうけれど(笑)。

 

私の場合は、やっぱり、のんびり暮らすこと、趣味ができること、仕事に時間を割きたくない、っていうのが優先されたので、お金はまあ、必然的に、順位が下がってきちゃいますね。それでも、自分の好きなことができていることが、満足感を広げ、だんだんと、ネガティブさの影響が少なくなって、割と、思うような生活ができるようになった、って感じです。

 

これぞ、私の剣術稽古の賜物ですよ(笑)。勝ってはいないけれど、負けてもいません。下手の横好きでも、長くやっていると、なにか、成果があるものです。

 

冒頭で、弱いという想いがあるから、強くなりたい、っていう想いが湧くけれど、別に、そんなコンプレックスを特別に、意識する必要はないと書きました。意識する必要はないと書きましたが、そんな風にいうと、意識すると思います。なので、ここでは、あえて、意識してもいいと書いておきます。

 

実際、コンプレックスのおかげで、今の状況があることを思えば、コンプレックス万歳なのであります。人間、なにが幸いするかわかりません。なので、コンプレックスを治そうとするのは、むしろ、やってみたほうがいいかもしれません。結局のところ、人生、どっちでもいいんですよ、なるようになるんで。

 

と、もっともなこと、書いてきましたが、私が達成したものなんて、なにひとつ、ありゃしません。全部、だれかに、助けられてここまで、ようやく、生きています。逃げることばかり、考え続けてきた自分なので、これからも、積極的な生き方はしないでしょう。戦うのが嫌いな、私の生き方です(笑)。

追記

(2019年3月7日 追記)

 

なんか、あとで読み返したら、言いたいことがとっ散らかっちゃって、「ちょっと、何言ってるか、わからない」ですね。

 

この記事で言いたかったことは、「あなたの人生にとっての『勝利』を決めておきましょう」ってことです(「人生に勝ち負けはない」と思っている私ですが、一応、人間にとってはわかりやすい表現ですので、この記事ではあえて、「勝ち」という言葉を使わせてください)。

 

人生の上での勝利とは、もちろん、あなた次第ですので、どんなものでもいいです。大金を得ることでもいいですし、良い伴侶を得ることでもかまいません。ただ、それを本気で求めているのなら、おそらく、こんなブログなんか読んでいないと思います。

 

みなさんが求めるものは、「幸福になる」ことをもって、人生上の「勝利」とするのではないでしょうか?だとするのなら、今、すぐ、ここで、幸せになればよいのです。幸せになるために、大金は必要ないですし、結婚もマスト(必須)ではありません。ついでにいうと、「悟り」だっていらないですよ。

 

みんな、悟れば、幸せになれると思っているかもしれませんが、「悟り」って結局、大金とか、結婚とかと一緒の部類です。だって、どれも、人間が勝手に「なければならない」と思いこんでいるものだから。

 

逆ですよ。今、ここにいる、このままの状態のあなたが幸せになることで、その後、必要なら、上記にあげたようなものが副産物的にやってくる・・・その程度に考えといたほうがいいです。悟りとかもそうです。必要なら、もしかしたら、そんなものを感じることができるかもしれない。でも、それも二次的なもの。あっても、なくても、どちらでもいいものです。

 

今、この瞬間にあなたがやっていることで、「幸福になる」。そんなことを意識しておくと、ある時、ふと、気づきがあるかもしれません。ただ、「幸福になる」も、結局は概念なので、「目的」としてしまうと、「ほかのものはダメ」とか思考が言い出しますね。「幸福になる」はあくまでも、方便です。

 

言葉っていうのは、便利だけれど、やっぱり、「それ、そのもの」自体を指すことはできないのでしょう。なので、いつも、言っているのです。あんまり、そういう議論とか、揚げ足取りとか、しゃっちょこばってる時に、幸福なんてわからんので、テキトーにやりましょうって

 

お茶でも、コーヒーでもすすって、ほっとしているその瞬間に、「ま、いいんじゃないの」っていうアバウトな時にこそ、人間らしい、楽しいものを垣間見ることができる。私はそう思っています。

 

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